JR東日本は、2010年度末の東北新幹線・八戸~新青森間の開業にあわせ、「スーパーグリーン車」(仮称)を導入する。
8日(火)に発表された同社の案によると、「スーパーグリーン車」は青森寄りの先頭車両(10号車)に設けられ、座席配列は3列(2 人掛+1 人掛)、座席数はグリーン車のおよそ3分の1となる18席。各席には、電動リクライニング・電動フットレスト・電動足掛け・可動パーティション・読書灯・フットライトなどの機能が備えられる。また、車内では専任アテンダントによる飲み物、軽食などの提供が行われる。
「スーパーグリーン車(仮称)」についてJR東日本は、世界一流のグレードを実現するプレミアムブランドとして、『鉄道ではこれまで実現しえなかった高級かつゆとりあるプライベート空間を創出するとともに、「癒し・やすらぎ」を感じていただける時間を提供します』としている。
新型「はやて」編成(E5系)に導入される予定で、2013年までには時速300キロから時速320キロ運転に移行し、サービスとスピードで航空機に対抗する。
※E5系量産先行車の概要も発表されています