JR東日本仙台支社は17日、仙台~気仙沼間で運行している臨時列車「こがねふかひれ号」が、12月26日で引退すると発表した。
こがねふかひれ号は、仙台~気仙沼間を東北本線、石巻線、気仙沼線経由で結ぶ臨時快速列車。週末を中心に全席指定で運転している。車両は、2003年7月に登場したジョイフルトレイン「こがね」を使用。黄金色を基調とした外観の3両編成で、両方向の先頭車両には展望室が設けられている。展望室から太平洋を望んだり、室内のソファでくつろぐことができるなど好評だったが、今年の12月26日で引退することが決定した。
引退を記念して、仙台支社は7月3日から「ありがとう こがねふかひれキャンペーン」を実施する。毎月変更される車内の記念スタンプを集めると、宿泊券やオリジナルグッズ、「一日こども駅長」などがあたるラリーや、小学生限定で途中の車内放送を体験する企画などを実施する。キャンペーンは7月3日から12月26日までで、新しいイベントも追加する予定だという。