JR東海は28日、親子連れ客専用の列車「ファミリー新幹線」を、8月の5日と19日に運行すると発表した。
ファミリー新幹線は、子ども連れの家族が、帰省や家族旅行の際に周囲に気兼ねなく安心して利用できるように企画された。通常は購入した切符の人数分しか座席に座れないが、この列車では各グループに1席か2席が追加して提供され、相席になることなくゆったりと利用できる。車内では、プラレールセットがあたる抽選会やプラレール車両の貸し出し、乳幼児へのおやつのプレゼントなど、子どもに合わせたイベントが実施される。列車はツアー専用の臨時列車として運転し、東京と新大阪間を東海道新幹線「のぞみ」号の停車駅で、各日に上下あわせて1本ずつ運転する。利用は、小学生以下の子ども1人以上と大人1人以上を含むグループに限られる。
申し込みは、8月5日乗車分が7月1日から同26日まで、8月19日乗車分が7月1日から8月9日まで。発売額は、東京から新大阪までの大人が13,200円、子どもが5,900円で、区間により異なる。なお、この列車では乳幼児も人数の購入が必要。発売箇所は、JR東海ツアーズの「旅の通販デスク」か静岡地区をのぞくJR東海ツアーズの各支店。