名古屋市交通局は、桜通線の6050形新型車両を、7月5日から営業運転で使用する。
6050形は、2011年春に開業する桜通線の野並~徳重間の延伸に対応するために導入された車両。5両編成の1本が7月5日に営業運転を開始する。桜通線では全線で可動式ホーム柵の設置が予定されているため、6050形にはホーム柵に対応した制御装置が搭載されている。また、既存車両より車両の床とホームの段差を少なくして、車両への乗降がしやすくなっている。6050形の運行時刻は、7月5日分から7月18日分まで、名古屋市交通局のWebサイトに順次掲載されている。
桜通線では、2011年3月に野並~徳重間(4.2キロ)が延伸開業する。新たに鳴子北(なるこきた)、相生山(あいおいやま)、神沢(かみさわ)、徳重(とくしげ)の4駅が開業するほか、桜通線で初となる車庫が徳重駅のそばに建設される。