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はやぶさ車両の宿泊施設、熊本に登場

2010年7月6日(火)19時48分

画像はブルートレインたらぎWebサイトより
画像はブルートレインたらぎWebサイトより

寝台特急「はやぶさ」を改装した簡易宿泊施設「ブルートレインたらぎ」が、7月1日にオープンした。

「はやぶさ」は、東京・熊本間を結ぶブルートレインだったが、2009年3月のダイヤ改正により引退した。今回、熊本県南部にある多良木町が、JR九州から「はやぶさ」で使用されていた車両3両を購入し、簡易宿泊施設「ブルートレインたらぎ」として生まれ変わらせた。SL人吉を利用した鉄道ファンなどの宿泊も見込んでいる。

所在地はくま川鉄道の多良木駅ホーム脇で、7月1日に営業を開始した。車両は、現役当時の雰囲気を壊さぬよう改装された、「スハネフ14-3」「オハネ15 6」「オハネ15-2003」の3両編成となっている。中央の2号車は交流や受付のためのスペースであり、1号車と3号車には、個室タイプと2段ベッドタイプの2種の客室が用意されている。料金は、大人が3000円、中学生以下が2000円。食事のつかない素泊まりで、周辺にあるえびす温泉を利用することができる。電話およびインターネットで予約可能だが、客室の種類は選ぶことができない。宿泊可能人数は48人。

また、くま川鉄道は同施設の完成を記念して、「簡易宿泊施設ブルートレインたらぎ記念入場券」を、1000枚限定で7月1日から発売している。くま川鉄道多良木駅の平日の営業時間内に、1枚180円で購入できる。

2010年7月6日(火)19時48分更新
 

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