JR西日本は、100系新幹線を、白地に青いラインというデビュー当時の塗装に戻すと発表した。
100系は、デビュー当時は白地に青いラインという「白青塗装」だったが、2002年にライトグレーの地に濃いグレーと黄緑のラインという塗装に変更された。今回の変更によって、デビュー当時の姿が復活することになる。対象となるのは、現在運用されている18編成のうち3編成。総費用は1編成あたり200万円で、6月より塗装変更工事を開始しており、7月下旬以降に順次登場する予定。
100系は、初代新幹線である0系に次ぎ、1985年に「ひかり」としてデビュー。90年代前半までは主力車両として活躍した。しかし、2003年には東海道新幹線から退き、現在は新大阪‐博多間を結ぶ「こだま」専用車両として、JR西日本で運用されている。