JR東日本、PASMO協議会、パスモは9日、「Suica」と「PASMO」の電子マネーの月間利用件数が、5000万件を突破したと発表した。
今年6月のSuicaとPASMOの月間での電子マネー利用実績件数は約5095万件だった。昨年7月に4000万件を突破しており、約1年間で1000万件増加したことになる。
SuicaやPASMOは、電子マネーの利用拡大に向けて、さまざまな取り組みをおこなっている。今年3月にはSuicaと「TOICA」の電子マネーの相互利用サービスや、「モバイルSuica」のオートチャージサービスを開始した。6月には百貨店の高島屋、7月にはコンビニエンスストアのサークルKとサンクスが、それぞれSuicaに加盟した。JR東日本などは、今後も電子マネーの利用可能箇所を拡大させ、利便性を向上させたいとしている。