スクウェア・エニックスは、ニンテンドーDS用の鉄道運転シミュレーションゲームソフト「山手線命名100周年記念 電車でGO!特別編 ~復活!昭和の山手線~」を、22日に発売する。
電車でGO!シリーズ初のニンテンドーDS向けソフトとなる今作は、命名100周年を迎えた山手線が舞台。ゲームに再現された山手線の全区間を、さまざまな車両やダイヤにより、列車を動かして楽しむことができる。ゲームといえどもリアルさが追求されており、各駅の間の距離やダイヤ、駅の発車メロディ、車内の自動放送が実際に近い状態で再現されている。本物の列車と同じ運転時間でゲームを進めることができるため、ゲーム機を持って山手線に乗車し、自分の運転技術を実際の列車と比較しながら試してみる楽しみさも備える。ゲームの監修には、鉄道ファンで知られるミュージシャンの向谷実氏が担当。駅の発車メロディの音は向谷氏によって忠実に再現されているほか、最近更新された山手線車内の自動放送も取り入れられるなど、実際に現在の山手線に乗っているような感覚でゲームを楽しめる。
ゲームには、昭和時代の沿線風景とともに昔の車両を運転できる「昭和モード」も搭載されている。昔の沿線の風景やすれ違う昔の車両を眺めていると、懐かしい記憶がよみがえってくることも。車両は、101系や72系などの昭和時代の形式が運転でき、現在のE231系をあわせると本ゲームで登場する運転台は11種類にのぼる。
また、山手線の命名100周年記念として、JR東日本がソフト制作に協力しており、開業時の東京駅の写真など、昔の貴重な資料も収録されている。運転シミュレーションだけでなく、山手線の歴史を知るための資料としても役立つソフトとなっている。
「山手線命名100周年記念 電車でGO!特別編 ~復活!昭和の山手線~」は、7月22日(木)発売。販売価格は5480円。