子どもたちの夏休み期間に入り、全国の鉄道会社が子ども向けの体験型イベントを相次いで開催する。参加者は夏休みの自由研究としても活用できそうだ。
子どもを対象としたイベントを企画しているのは、大手から中小までの鉄道会社あわせて約20社。各社それぞれの車両や駅施設を利用し、駅長や車掌体験、車両基地の見学会など趣向を凝らしたイベントを開催する。
JR東日本新潟支社では、「SLばんえつ物語」号の「こども一日車掌体験」を8月に5回開催する。参加する小学生は、帽子と専用のタスキを着用し、案内放送や車掌スタンプの押印体験、乗客へ挨拶する体験ができる。名古屋鉄道では、「まるごと中部国際空港駅 たい・けん・がく!」と題して、駅長室や券売機室、信号所などを見学するイベントを8月に4回開催する。「ミュースカイ」車両の座席方向転換の体験や、名古屋鉄道の制服を着て写真撮影などもできる。各社とも、普段は体験できない内容を企画しており、夏休みの自由研究としても利用できそうだ。
イベントは、7月下旬から8月下旬までの間に開催される。人数限定のものが多いため、早めに申し込みを。