全国の鉄道会社が、夏休みにあわせて、スタンプラリーを開催している。
スタンプラリーを開催しているのは、約35の鉄道会社。参加者は、指定された駅を期間内にまわり、各駅に設置されているスタンプの絵柄などを集める。JR東日本やJR西日本など5社が「ポケットモンスター」をテーマに実施しており、ほかにも「ハートキャッチプリキュア」や「仮面ライダー」など、子どもの人気が高いキャラクターを使用した鉄道会社が多い。東北本線の開業120周年や近畿日本鉄道の100周年など、鉄道の節目を記念したものもある。
JR東海では映画「トイ・ストーリー3」とタイアップしたスタンプラリー「トレイン アドベンチャー.」を開催している。これは各駅でスタンプを押して初めて次に進む駅がわかるという内容で、映画のようにちょっとした冒険気分を味わうことができる。また、JR西日本金沢支社のスタンプラリーは、28の駅が11ゾーンに分けられ、各ゾーンから1つずつスタンプを集めるという内容。参加者には抽選で懐中時計などのプレゼントが用意されている。
スタンプラリーは、7月から8月末まで開催されているものがほとんどで、ラリーの開催にあわせて、一日乗車券などのフリーパスが発売されている会社もある。ただし、すでにスタンプ帳の配布が終了している場合もあるので、参加の際は事前に確認を。