JR東海とJR九州は11日、JR東海のICカード乗車券「TOICA」と、JR九州の「SUGOCA」との相互利用サービスを、2011年春に開始することを発表した。
TOICAは、現在JR東日本の「Suica」とJR西日本の「ICOCA」と相互利用サービスをおこなっているが、2011年春からはSUGOCAエリアでも利用できるようになる。乗車券機能だけでなく電子マネーも相互利用の対象。同時期には、ICOCAとSUGOCAの相互利用サービスも開始される予定で、来春以降は、北海道と四国をのぞくJR4社のいずれか1枚のICカードで、本州と九州のJRが利用できることになる。
名古屋鉄道や名古屋市交通局などが2011年2月に導入する「manaca」も、TOICAと相互利用サービスをおこなう予定で、乗車券機能は2012年春から、電子マネー機能は2013年春から実施することが11日、発表された。2013年春にはSuicaとの相互利用もスタートする予定。