JR東日本は、「ウィークエンドパス」と「スリーデーパス」の利用者を対象に、駅レンタカーの「乗捨て料金」が無料になるキャンペーンを10月から実施する。
通常、駅レンタカーを借りた場所から50キロ以上離れた場所で返却する場合、「乗捨て」として追加料金が必要になる。しかし今回のキャンペーンでは、ウィークエンドパスとスリーデーパスの利用者に限り、信州、新潟庄内、宮城エリアの各エリア内の対象営業所間であれば、どこで返却しても「乗捨て料金」が不要となる。例えば、長野県中部の茅野営業所でレンタカーを借りて諏訪湖を観光し、その後長野県東部の別所温泉へ移動した場合でも、近くの上田営業所へ通常4200円の追加料金を支払うことなく返却できる。キャンペーン期間は、10月2日から12月26日まで。
ウィークエンドパスは土休日の連続する2日間、スリーデーパスは3連休などの連続する3日間に、一定エリアの普通列車が乗り放題となるきっぷ。特急料金を別に払えば新幹線や特急列車にも乗車することができる。また駅レンタカーのSクラスとAクラスが特別料金で利用できる。