JR東日本は7日、東京駅丸の内駅舎の復元工事完了後に、ライトアップを開始する計画を発表した。
JR東京駅では2012年春まで、丸の内駅舎を1914年創建当時の姿に戻す工事を行っており、完成にあわせてライトアップを復活させる。デザインを手がけるのは、京都駅ビルや明治神宮などを演出した、照明デザイナーの面出薫さん。「和やかな景色」をコンセプトに、首都の玄関口にふさわしい、風格ある夜間景観の形成を目指すという。すべての照明器具をLEDで統一することで、電気代を約25パーセント削減するなど、環境にも配慮。日没時に点灯し、午後9時ごろに少しずつ明るさを落とし、表情を変えながらの自然な消灯を予定している。