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神戸高速線の駅名板を阪神・阪急に統一

2010年9月15日(水)19時56分

阪神のデザインに統一される高速神戸駅の駅名板
阪神のデザインに統一される高速神戸駅の駅名板

阪神電気鉄道と阪急電鉄は13日、10月1日に神戸高速鉄道東西線内の駅名板をリニューアルし、阪神と阪急のデザインに変更すると発表した。制服も変更するほか、企画乗車券も発売する。

神戸高速鉄道の東西線では、運営体制の見直しが進められており、今月末に山陽電気鉄道の阪急三宮~西代間と元町~高速神戸間、阪急電鉄の新開地~西代間の事業許可が廃止される。10月1日以降は、高速神戸~新開地間をのぞいて、阪神か阪急のどちらか1社のみが「第二種鉄道事業者」として事業許可を受ける形になることから、列車を運行する会社にあわせた駅名板を設置することになった。西元町~高速長田間の駅名板は阪神のデザインに、花隈の駅名板は阪急のデザインに統一される。なお、阪神と阪急の2社が重複する高速神戸と新開地の2駅は、阪神のデザインとなる。また、駅員の制服は、阪神の運輸系社員の制服と同型に変更することになった。制帽とネクタイはオリジナルのデザインになる。

さらに両社は、10月1日からの新体制にあわせて、神戸高速鉄道も乗り降り自由の「神戸再発見!きっぷ」を4種類発売する。阪神なんば線の一部をのぞく阪神全線と阪急神戸本線全線が1日利用できる「阪急・阪神梅田版」が700円、芦屋(川)駅以西の区間で5日間利用できる「芦屋川・芦屋5day」が1900円などがある。いずれも発売枚数限定で、有効期間は10月1日から12月26日まで。これまで両社が発売してきた大阪~神戸間の企画乗車券では、神戸高速鉄道線が含まれていないものがほとんどだった。

阪神と阪急は、このほかにもイベントやキャンペーンを企画しているという。

2010年9月16日(木)1時8分更新
 

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