京成電鉄の新型スカイライナーAE形が、日本産業デザイン振興会が主催する2010年度の「グッドデザイン賞」を受賞した。
山本寛斎氏が手掛けた京成スカイライナーAE形は、今年7月に運転を開始。在来線最速の時速160キロで、都心と成田空港を36分で結んでいる。グッドデザイン賞の受賞理由として、シャープな外観や開放感のある車内、快適性への配慮などがあげられ、成田空港アクセスの時間短縮を含めた総合的な取り組みが評価された。京成電鉄の車両におけるグッドデザイン賞の受賞は初めて。
京成電鉄は受賞を記念して、9月29日から10月31日まで、AE形の全編成でグッドデザイン賞の「Gマーク」を掲出して運転している。
また、今年3月にリニューアルした土佐くろしお鉄道の中村駅が、グッドデザイン特別賞である「中小企業庁長官賞」を受賞した。