金沢シーサイドラインを運行する横浜新都市交通は8日、2011年2月下旬から新型車両の2000型を導入すると発表した。
新型の2000型車両は、現在の1000型車両の老朽化に伴う置き換え用として導入する。海をイメージした車体のデザインは、7色のカラーにより3角形の幾何学模様で表現。各車両の車内では、防犯カメラと液晶ディスプレイの案内表示器を2台ずつ設置する。座席は、ロングシートとクロスシートを組み合わせた配置とする。また、無人運転時に、これまでの車両では乗客が運転席に入れないようにしていたが、乗客が展望できるように運転席を開放する。
2011年2月下旬に1編成5両が運転を開始する。その後も順次導入し、1000型の16編成80両すべてを置き換える予定。金沢シーサイドラインの新型車両の導入は、1989年の開業以来はじめて。