いすみ鉄道は、キハ52形の導入を記念した撮影会「キハ52 WELCOME 撮影会」を12月12日に開催する。
同社が導入するキハ52形は、今年8月までJR西日本の大糸線で運行していたキハ52-125車両で、このたび車両がいすみ鉄道に到着することになった。来年春からクリーム色と朱色の国鉄標準色で運行する予定で、今回の撮影会では、塗装変更前のクリーム色と青色の姿が撮影できる。
場所はいすみ鉄道のデンタルサポート大多喜駅構内、入場料金は170円。日時は12月12日(日)の10時30分から14時まで。駅構内に留置されたキハ52形が、車両の外からのみ撮影できる。12時からは国鉄時代の鉄道部品の即売会も実施。1日乗車券での来場者には、キハ52形の2011年卓上カレンダーのブレゼントがあるという。
いすみ鉄道の「社長ブログ」によると、今回のキハ52形導入にかかる費用は約3000万円。社長の鳥塚氏は同ブログ上で、「新造車両から見れば破格の値段だが、いすみ鉄道にとっては大きな買い物」「予算が500~600万円ほど不足する状態」とコメント。新たにキハ52形運行に関するサポーター制度を創設し、鉄道ファンに対して支援を呼びかけることにしている。