JR各社は1日、新幹線をテーマにしたモバイルラリーを、期間限定で実施すると発表した。
「“THE 新幹線”ポイントラリー『日本列島縦断 チャレンジ新幹線!』キャンペーン」と題したこの企画は、新幹線が走っている各地に携帯電話を持って行き、スタンプを集めるというもの。携帯電話のGPS機能によりその場所が特定され、該当するスタンプが携帯電話にたまる仕組みになっている。訪問場所が記録されるチェックポイントは146か所で、そのうち99か所が新幹線の駅。新幹線の各線区を全駅制覇すると「マスター」などの称号が画面上で授与されるほか、集めた数によってオリジナルピンバッジがあたるプレゼントに応募できる。
実施期間は、2010年12月15日(水)から2011年3月31日(木)まで。GPS付きの携帯電話で登録し、位置情報を送信するための「THE 新幹線パス」ページにアクセスできる状態にして、参加する必要がある。
今月4日には東北新幹線の八戸~新青森間が開業し、来年3月12日には九州新幹線の博多~新八代間が開業する予定で、立て続けに新幹線が開業する。青森から鹿児島までが新幹線でつながるようになることから、JR各社は、「THE 新幹線 ~ 日本とともに、走りつづける夢がある。」をキャッチコピーに、モバイルラリーなどのキャンペーンを展開。ポスターを全国の駅で掲示するなどし、新幹線の路線エリアの認知度向上を図るとともに、新幹線の魅力を乗客らにPRする。