携帯電話サイトなどを運営するオープンキューブは、インターネット上の駅スタンプラリーサイト「ekiSh」(エキッシュ)を開設した。
ekiShは、ほとんどのサービスが無料で利用できる。一度会員登録すれば、訪れた駅において携帯電話で簡単な操作をするだけで、オリジナルの「スタンプ」や「バッジ」、ポイントが追加される。記録した回数や総移動距離なども表示されるため、各駅で下車しながら全国をめぐる「降りつぶし」の鉄道ファンが、現在の達成状況を把握するのにも適している。日にちや時間順に記録を表示することもできるため、降りつぶしをする鉄道ファン以外でも、過去の旅を振り返るのにも活用できて便利だ。駅別にTwitterの投稿と連動しているほか、グルメサイトや乗換案内サイトへのリンクもある。
利用できる携帯電話は、NTTドコモ、au、SoftBankのGPS機能付き端末、iPhone、iPad、Androidの各スマートフォン(一部のぞく)。パソコンからの閲覧にも対応しており、会員登録した同じIDを使用すれば、どの端末からでも自分の結果を表示できる。
ekiShは12月7日にオープンした。運営会社のオープンキューブによると、2週間で約1万人の登録があり、現在も登録数が増えているという。今後も、インターネットの力で人と駅を強く結び付けられるようなサービスを展開する予定だという。