つくばエクスプレス(TX)を運行する首都圏新都市鉄道は11日、2012年秋に3編成を増備することを発表した。
つくばエクスプレス線は、沿線人口の増加により利用者が増加しており、朝ラッシュ時間帯の混雑が激しくなっている。列車の増発により混雑を緩和すべく、同社は来年秋にTX-2000系(6両編成)を3編成を新造することにした。
このほか混雑緩和の一環として、南流山駅の島式ホームを、前後に2両分ずつ伸ばす。南流山駅はJR武蔵野線との接続駅で乗降者が多くなっているが、地下駅でホームの幅を広げるのは難しいため、上りと下りで車両の停車位置をずらすことで、ホーム中央部の混雑を緩和させる。改良工事は今年6月に開始し、来年秋に完成予定。
つくばエクスプレス線では、2008年にも混雑緩和の目的でTX-2000系を4編成増備し、平日朝のラッシュ時間帯に6本増発している。