東京都交通局は25日、都電荒川線で運行している7500形が3月13日で引退することを発表した。
7500形は1962年に20両がデビュー。ワンマン化や冷房化などを経て40年近く運行してきたが、最新の8800形への置き換えが進み、現在残っている2編成(7511号、7512号)が3月13日で引退する。
引退を記念して、「さようなら都電7500形」と題したイベントや撮影会、記念乗車券の発売が3月13日に実施される。イベントと撮影会は、11時から13時まで荒川電車営業所にて実施。記念の乗車券は、同日のみ有効な都電の1日乗車券で、都電荒川線の車内と荒川電車営業所で、1枚400円、限定1000枚で発売される。記念乗車券の発売は、電車内では始発から、荒川電車営業所では10時から13時までで、荒川電車営業所の方が若い発券番号となる。
また、3月4日からは、7500形の車両にヘッドマークがつけられる。