JR九州は2月28日、ICカード「SUGOCA」のポイントサービスにおいて、4月1日から自由席特急券の購入時に5パーセント分のポイントを加算することを発表した。
SUGOCAには、自動改札機を利用してJR九州の列車を利用した場合に、運賃の1パーセント分を「SUGOCAポイント」として付与するサービスがある。このポイントサービスを4月1日から拡大し、自動券売機で自由席特急券を購入した場合に、料金の5パーセント分のポイントを加算するサービスを始める。たまったポイントは、これまで同様に、1ポイントが1円分として利用できる。なお、自動券売機で自由席特急券と同時に乗車券を購入しても、乗車券分のポイントはつかない。乗車券のポイントは今後も自動改札機の利用が必要となる。また、SuicaなどのSUGOCA以外のICカードはポイントの対象とはならない。
JR九州はこのサービスの開始にあわせて、駅のホーム上に、自由席特急券が購入できるICカード専用の券売機を設置する。
JRの自由席特急券の購入で、ICカードのポイントを加算するサービスは、JR九州が初めて。
またJR九州と福岡市交通局は4月1日から、JR筑肥線と福岡市営地下鉄をまたがって利用した場合に、SUGOCAまたは「はやかけん」の自社区間のポイントに加えて、10ポイントを加算するサービスをおこなう。