東京都交通局は3日、都電荒川線で33年ぶりに「花電車」を運行することを発表した。
花電車は、祝賀行事や祭りなどにあわせて、車両を装飾して運行するもの。今年の8月1日に、都営交通が創業100周年を迎えることから、記念事業の一環として運行することにした。都電荒川線の花電車の運行は、ワンマン運転の完全移行や停留場などの施設改善を記念した1978年以来、33年ぶり。
今回の運行日は、6月5日（日）、6月11日（土）、6月12日（日）、7月23日（土）、8月27日（土）の5日間。三ノ輪橋～早稲田間を、昼と夜に1往復ずつ走る。車両は、営業運転で使用しなくなった7500形を改造。100周年を祝うバースデーケーキをイメージしたデザインで、夜にはろうそくの部分に明かりを灯す計画だという。
