JR西日本は、同社管内の一部で列車の本数を削減しているが、8日から通常の本数に戻して運転することを決めた。
東日本大震災で車両部品メーカーの工場が被災し、モーターに使う直流電動機ブラシが不足していたため、列車の運行本数や車両数を減らしていた。工場の稼働が再開したことや、ほかの工場での代替加工が可能になったことから、部品調達が可能になったという。
近畿エリアの普通列車では11日から運転本数を減らす予定だったが、通常運転を継続する。また、2日から車両数や運転本数を減らしていた特急列車と近畿エリア以外の各路線では、8日から通常運転となる。
ゴールデンウィーク期間中など、運転を取り消した臨時列車も設定が復活する。