東日本大震災で全面運休を強いられているひたちなか海浜鉄道が、5月1日に車両撮影会を実施する。
茨城県ひたちなか市の勝田~阿字ヶ浦間を結ぶひたちなか海浜鉄道は、がけ崩れやトンネル内のひび割れ、地盤沈下などの大きな被害を受け、全線で運行を停止している。現在、今年7月中旬の復旧を目指し、約3億をかけて復旧工事を進めている。
線路と多くの駅が被害にあった一方で、車両と築年数約100年の那珂湊駅は被災を免れた。同社は、復旧を待ちわびている沿線住民や鉄道ファンに向けて、那珂湊駅で車両の撮影会を実施する。当日留置される車両は、「キハ205+キハ222+キハ2004+キハ2005」の4両と「ミキ300-103+キハ3710-02+キハ37100-03」の3両。普段は見られない7両の連結状態での展示も実施予定。駅の入場料は150円。オリジナルグッズの販売も販売する。日時は、5月1日(日)13時から16時まで。