富士急行は、4月29日から、寝台特急「富士」号として活躍した車両と同型の寝台車両を、下吉田駅で展示する。
展示車両は「スハネフ14-20」のブルートレイン。昨年3月まで寝台特急「北陸」などで使用された車両で、昨年10月に富士急行がJR東日本から譲り受けた。スハネフ14-20は寝台特急「富士」としては使用されなかったが、「富士」の同型車であることから、富士山の観光資源として展示することにした。同社によると、一般公開にあたって現役当時と同様の室内灯や発電用エンジンを再現し、「本物のにおい・音を体感できる」ようにしたという。
スハネフ14-20は「下吉田駅ブルートレインテラス」内で展示される。4月29日の12時に開業し、毎月第1月曜日(祝日の場合は翌日)をのぞく毎日、10時から16時まで開演する。入園料は、電車利用者は無料で、電車利用者以外は100円。富士急行線で活躍していた貨車3両も展示する。