大阪市交通局は25日、御堂筋線に30000系新型車両を、今年12月に導入すると発表した。
御堂筋線用の30000系は、2009年から谷町線で運行している同型車を改良したもの。車内の乗降口上部にワイド液晶ディスプレイを設置し、4か国語の案内に対応させるほか、座席の形状を改善し、座席から立ち上がりやすくした。
車体は、御堂筋線のラインカラーである赤色の帯がつく。車内の内装パネルには、銀杏の柄を採用した。
今年12月に1編成が運行を開始する予定で、それ以降も順次投入し、既存の10系車両を置き換える。
御堂筋線の新型車両の導入は、1991年に運行を開始した新20系車両以来20年ぶり。