JR九州は17日、三角線(みすみせん)に新しい観光特急列車「A列車で行こう」を、今秋導入すると発表した。
車両は、水戸岡鋭治さんが西洋風にデザインした気動車2両を使用する。車内には、バーやソファ、セミコンパートメント席も設置。特急列車として、宇土駅以外の途中駅はすべて通過し、熊本~三角間を40分で結ぶ。今年秋に運行を開始し、土休日と冬休みや春休み期間に毎日2往復する。
三角線は、熊本県の宇土と三角を結ぶ25.6キロのローカル路線。現在は普通列車のみが約1時間に1本、熊本~三角間を約50分で運行している。