JR東日本は20日、復元した蒸気機関車「C61 20」の営業運転を、6月4日から行うことを発表した。
6月中は「快速SL C61復活号」として、土曜日と日曜日に上越線の高崎~水上間を1往復する。運転時刻は、下り列車が高崎駅9時56分発で、水上駅12時4分着、上り列車が水上駅15時20分発で、高崎駅17時20分着。C61が旧型客車6両をけん引し、6月12日までは復活記念のヘッドマークを掲出する。全席指定で、6月19日までの指定券は5月24日、それ以降は乗車日の1か月の、それぞれ朝10時からみどりの窓口で発売する。
「C61 20」は、群馬県伊勢崎市の華蔵寺公園にて展示保存されていた蒸気機関車を、JR東日本が復元した。同車両の運行は38年ぶり。7月以降は、「群馬デスティネーションキャンペーン」のイベント列車として運転する予定で、7月2日は「SLググっとぐんまみなかみ」としてC61とC57の重連運転をおこなう。