東京急行電鉄は17日、2012年3月に新型の総合検測車を導入し、車両の愛称とロゴを公募すると発表した。
総合検測車は、線路や架線、信号、無線などの電気設備の状態を測定し、補修が必要な部分を特定するための車両。新幹線の検測車は「ドクターイエロー」の愛称がついており、鉄道ファン以外でも有名で注目される存在。東急は、新型の検測車を「沿線地域の皆さまに親しんでいただきたい」と、愛称とロゴデザインを公募で決定することにした。
応募期間は6月17日から7月19日まで(必着)。応募方法は、はがきにて。愛称のみの応募も可能で、その場合はWebサイトからも応募できる。採用された愛称とロゴは、2012年3月のお披露目イベントで発表される。ロゴは、車両前面の窓下と、両側面のドア横に1か所ずつ掲出される。
現在の東急の検測車は、1991年に導入された電気検測車デハ7200・デヤ7290と、1998年に導入された軌道検測車サヤ7590形が活躍している。
※詳しい応募方法は公式Webサイトでご確認ください。