京阪電気鉄道は3日、観光シーズンにあわせて、京橋から七条までノンストップの特急を運転すると発表した。2000年のダイヤ改正以来、11年ぶりの復活となる。
この秋の観光シーズンでは、10月22日から12月4日までの土休日に、淀屋橋発出町柳行き「ノンストップ京阪特急」として運転する。淀屋橋駅の発車時刻は、9時36分発と10時6分発の2本。停車駅は、北浜、天満橋、京橋、七条、祇園四条、三条。車両は8000系が使用され、通常の特急と同様に特別料金不要で利用できる。「京橋を出ますと次は京都の七条まで停まりません」の案内放送で馴染みのノンストップ列車が、2000年7月1日のダイヤ改正で中書島駅と丹波橋駅に終日停車するようになって以来、11年ぶりに復活することになる。
京阪では来年の春シーズンにも同列車の運転を計画しており、今後、愛称も募集する予定だという。