東武鉄道は15日、特急「スペーシア」をリニューアルし、12月29日から順次運転すると発表した。
2012年5月22日に開業する「東京スカイツリー」にあわせて、スペーシアの車両カラーやロゴマーク、座席などを変更する。新しい車体のカラーリングは3種類で、東京スカイツリーのカラーリングが2種類、現行のサニーコーラルオレンジをベースとしたのものが1種類。スペーシア用の全9編成に、それぞれ3編成ずつカラーを適用。東京スカイツリーのカラーは、江戸紫の「雅」と淡いブルーの「粋」の2種類で、いずれもツリーのライトアップで使われる色となっている。車体のロゴマークは東京スカイツリーの形状をイメージしたものに、一般席の座席はツリーのロゴをモチーフとしたものに変更する。また、コンパートメントルームでは、座席や壁紙、床じゅうたんを改装する。
リニューアルして最初に運転を開始するのは、「雅」デザインのスペーシアで、12月29日(木)から。東武鉄道のWebサイトにてリニューアル車両での列車時刻を掲載している。ほかの編成も順次リニューアルして運転を開始する。