JR東日本盛岡支社は13日、「いわてデスティネーションキャンペーン」にあわせて導入するジョイフルトレインの愛称を、「ジパング」に決定したと発表した。
「ジパング」は、マルコ・ポーロの「東方見聞録」で、日本の地をさすとされている名前。東方見聞録で伝えられた日本には、中尊寺金色堂をモデルにしたとされる記述がある。JR東日本盛岡支社は、新たに導入するジョイフルトレインが平泉を中心とした観光列車として運行し、愛称のイメージと一致することなどから「ジパング」と決定した。
愛称は2011年12月下旬からインターネットなどで一般募集し、1071件の応募があった。「ジパング」には、10件の応募があり、15位だった。最も応募があったのは「金・黄金」だった。
新たに運転を開始するジパングは、「平泉世界遺産号」として、4月1日から土休日を中心に、盛岡~一ノ関間で運転する予定になっている。