鉄道コム

西武鉄道100周年、機関車修復など実施

2012年4月27日(金)22時35分

新たに制定された「西武鉄道100年ロゴ」
新たに制定された「西武鉄道100年ロゴ」

西武鉄道は、前身の武蔵野鉄道の設立から100年を迎える。100周年を記念して、同社は5月以降、機関車の修復展示などのイベントを開催する。

約100年前の1912年5月7日、西武鉄道の前身となる武蔵野鉄道が鉄道会社を設立した。1915年に池袋~飯能間を開業、1945年には競合関係にあった川越鉄道を前身とする旧西武鉄道(現在の西武国分寺線・新宿線)と合併するなど路線網を拡大した。1946年より現社名の西武鉄道となっている。

同社は100周年を記念し、「西武鉄道100年アニバーサリー」イベントとして、鉄道施設や車両などの一般公開を実施する。第1弾では、同社が初めて製造し1973年以来保存していたE11型電気機関車を修復し、旧保谷車両基地で公開する。旧保谷車両基地でのイベントの開催は初めて。開催日時は5月13日(日)10時~14時30分で、入場無料。また、創立記念日にあたる5月7日には、一部の駅で100周年の記念乗車券を発売する。1セット3000円で、1万セットの限定発売。このほか、「701系タッチアンドゴー」などのグッズも販売する。今後、2015年までの4年間にわたり、西武グループでさまざまなイベントを実施する予定。

100周年を記念したイベントの詳細は、5月7日公開予定の「西武鉄道100年アニバーサリーWebサイト」でも順次掲載する。

2012年4月27日(金)22時35分更新

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

  • 札幌市営地下鉄タッチ決済乗車実証実験開始[2025年春]
  • 蒲須坂駅・郵便局窓口業務一体化[2025年春頃]
  • 山陽電気鉄道カードタッチ決済乗車サービス提供開始[2025年春]
  • 京王井の頭線自動運転実証実験開始[2025年春]

鉄道コムおすすめ情報

画像

ラストランは2月10日

「青胴車」5001形は2月10日にラストラン。引退前の「乗車会」開催や、引退記念グッズ発売も。

画像

「T4編成」展示へ

1月で引退の「ドクターイエロー」T4編成、先頭車がリニア・鉄道館で保存へ。6月に展示開始予定。

画像

幻の東京圏「改良計画」とは?

1950年代の国鉄は、東京圏を今と違った形に改良する計画を持っていました。その中身とは?

画像

「サステナ車両」5月デビュー

元小田急の西武8000系が、車両基地を出場。デビューは2024年度末から2025年5月末に変更。

画像

撮影スタイルとレンズ選び

撮影スタイルにあったレンズ選びについて、プロカメラマンが解説! 今回は、標準~望遠・超望遠レンズ編です。

画像

1月の鉄道イベント一覧

2025年も鉄道コムをよろしくお願いします。1月の計画立案には、イベント情報をどうぞ。

画像

イベント投稿写真募集中!

鉄道コムでは、臨時列車や基地公開など、さまざまなイベントの投稿写真を募集中! 投稿写真一覧はこちら。