JR東日本千葉支社は8日、JR、いすみ鉄道、小湊鐵道の3社の気動車を乗り継ぐ旅行商品を販売すると発表した。
ツアー名は「気動車三昧の旅」。木更津駅を朝9時過ぎに出発し、約9時間かけて、JR久留里線、いすみ鉄道、小湊鐵道の全線を気動車でまわる。途中、久留里線の上総亀山駅では駅事務室の見学や駅員体験、いすみ鉄道の大多喜駅では乗務員との交流の時間も用意。小湊鐵道では貸切列車を使用する。
開催日は、2012年9月8日・22日・29日(全て土曜日)の計3回。旅行代金は、大人1人7800円で、募集人数は、各日30人。8月13日からインターネット限定で受け付ける。
久留里線では、全国で唯一残っているキハ30形・37形・38形気動車のいずれかに乗車。いすみ鉄道では、キハ52形と「いすみ200’型」に、小湊鐵道ではキハ200形に乗車する。久留里線の旧型車両は、今秋より新型のE130形に順次転換が予定されており、「乗り納め」を兼ねて、旧型の気動車を1日乗り尽くすのに適したコースとなっている。