東京メトロは24日、銀座線で発車合図メロディーを新たに導入し、10月末に4つの駅で使用を開始すると発表した。
導入するのは、浅草、上野、銀座、溜池山王の4駅で、東京メトロとしては初めて、既存の楽曲をメロディー化したものを3駅で採用する。駅や街とのイメージにあわせ、浅草駅は滝廉太郎作曲の「花」、上野駅は森山直太朗作曲の「さくら(独唱)」、銀座駅は服部良一作曲の「銀座カンカン娘」とする。溜池山王駅は、ビジネス街をイメージしたオリジナル曲を流す。それぞれ1番線・2番線で異なるフレーズを使い、番線の違いがわかるようにする。
導入日は、浅草駅と上野駅が2012年10月30日(火)、銀座駅と溜池山王駅が31日(水)で、いずれも始発から使用を始める。
東京メトロでオリジナルの発車合図メロディーを導入している路線は、丸ノ内線、有楽町線、副都心線、南北線で、このうち有楽町線の千川駅と、新富町~新木場間の各駅については未導入。有楽町線ではホームドアの設置にあわせて発車合図メロディーの導入を進めている。