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あおなみ線でSL運行、来年2月実験

2012年11月21日(水)20時36分

C56形160号機
C56形160号機

名古屋市は20日、名古屋臨海高速鉄道のあおなみ線で、来年2月にSLを実験運行すると発表した。SLの試乗者も一般募集する。

SL列車の名称は「SLあおなみ号」。編成は、C56形蒸気機関車160号機、12系客車3両、DE10形ディーゼル機関車の組み合わせで、あおなみ線の名古屋駅から貨物駅の名古屋貨物ターミナル駅までの約5キロを往復する。往路はSLがけん引し、復路はDE10形がけん引。名古屋市は、今回の運行を実験走行とし、将来的な定期運行の可能性を探る。

SLあおなみ号の運転日は、2013年2月16日(土)、17日(日)。運転本数は2日とも3往復で、名古屋駅の出発時刻は9時50分、11時37分、13時22分。片道を約20分かけて走行し、折り返しの名古屋貨物ターミナル駅では写真撮影の時間を設ける。

試乗の募集人数は2日間合計で1200人。試乗には500円が必要(小学生以下は無料)。申し込みは、名古屋臨海高速鉄道まで往復はがきにて。12月25日(火)締め切り。

SLの走行は、河村たかし名古屋市長による2011年の「動く鉄道博物館」構想がきっかけ。SLなど話題性のある車両を運行させ、あおなみ線の集客増を狙う。同市では今年度、実験走行のために4000万円の予算を計上している。

※応募方法などの詳細は、名古屋市の公式Webサイトでご確認ください。

2012年11月21日(水)20時52分更新
 

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