名古屋鉄道は24日、瀬戸線の6600系車両を3月に引退させると発表した。
6600系は、通勤形車両6000系をベースに瀬戸線向けに新造した車両で、1978年に登場。地下線と栄町駅への乗り入れと、瀬戸線の1500ボルト化に合わせ、12両が導入された。新型車両4000系への置き換えにともない、2012年3月から廃車が始まり、現在は4両(2両+2両)編成1本が残る。
6600系の引退にあわせ、同社では2月2日(土)から、記念入場券(160円)とセット記念入場券(1600円)を発売するほか、車両の前後面にオリジナル装飾を施して3月3日(日)まで運転する。さらに、3月3日には、尾張旭~栄町間で「さよなら運転」を実施する。「さよなら運転」は、セット記念入場券に同封の応募券での事前応募制(100組200人)で、締切は2月21日(木)まで。参加者は、尾張旭検車区内での記念撮影会や吊り革外し会に参加できる。