JR東日本は4日、週末の鉄道旅行向けフリーパス「ウィークエンドパス」を2013年4月から「週末パス」に名称を変更して発売すると発表した。
変更点は、発売額が8500円(子ども2500円)となり、200円(同100円)の値下げとなることと、発売日が利用日前日までとなること。ウィークエンドパスの場合、3月30日(土)~31日(日)に使う場合、利用開始初日の30日でも購入できたが、週末パスは当日購入はできない。
週末パスで乗り放題となるエリアは、ウィークエンドパスと同じで、首都圏や南東北、上信越エリア。利用できるJR以外の路線も、山形鉄道線、阿武隈急行線、富士急行線、北越急行線、しなの鉄道線など13の会社線で、変更はない。対象列車は普通列車に限られるが、特急券を追加で購入すれば差額で新幹線や特急に乗れる点も同じ。
週末パスの発売期間は4月1日(月)から9月27日(金)までで、利用期間は4月6日(土)から9月29日(日)までの土休日。有効期間は2日間。ゴールデンウィーク(4月27日から5月6日まで)やお盆期間(8月10日から8月18日まで)の設定はない。
現在発売しているウィークエンドパスは、大人8700円、子ども2600円で、2010年10月に利用できる路線を10社増やした際に値上げしたもの。週末パスは、2010年3月にウィークエンドパスが発売された当初の価格に戻ることとなる。