鉄道コム

函館~新函館間の電化工事に着手

2013年3月22日(金)20時56分

電化工事区間概要図(プレスリリースより)
電化工事区間概要図(プレスリリースより)

JR北海道は21日、函館本線の五稜郭~渡島大野間の電化工事に着手し、4月に起工式を行うと発表した。

電化する区間は、函館本線と江差線が分岐する五稜郭駅から、北海道新幹線の新函館駅(仮称)となる渡島大野(おしまおおの)駅までの14.5キロ。北海道新幹線の開業に合わせ、市街地から離れた新幹線の新駅と函館市の中心駅である函館駅との輸送向上を図る。すでに電化されている函館~五稜郭間を含めて直通のアクセス電車を走らせ、約27分かかっている函館~渡島大野間を17分程度に短縮する計画。電化工事費は約18億円。2015年度の新幹線開業時までに完成させる。

渡島大野駅は、「スーパー北斗」などの在来線特急の停車駅とし、新幹線との乗り継ぎを図るほか、函館方面のアクセス電車用のホームも新設する。新幹線と在来線は同一平面とし、階段なしで乗り換えができるようにもする予定。

同区間の電化は、新幹線の札幌延伸時に並行在来線を経営分離させる条件の1つとして、JR北海道が提案。2011年12月に沿線の全15市町村が経営分離に同意した。

2013年3月22日(金)20時56分更新

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

  • 札幌市営地下鉄タッチ決済乗車実証実験開始[2025年春]
  • 蒲須坂駅・郵便局窓口業務一体化[2025年春頃]
  • 山陽電気鉄道カードタッチ決済乗車サービス提供開始[2025年春]
  • 京王井の頭線自動運転実証実験開始[2025年春]

鉄道コムおすすめ情報

画像

ラストランは2月10日

「青胴車」5001形は2月10日にラストラン。引退前の「乗車会」開催や、引退記念グッズ発売も。

画像

「T4編成」展示へ

1月で引退の「ドクターイエロー」T4編成、先頭車がリニア・鉄道館で保存へ。6月に展示開始予定。

画像

幻の東京圏「改良計画」とは?

1950年代の国鉄は、東京圏を今と違った形に改良する計画を持っていました。その中身とは?

画像

「サステナ車両」5月デビュー

元小田急の西武8000系が、車両基地を出場。デビューは2024年度末から2025年5月末に変更。

画像

撮影スタイルとレンズ選び

撮影スタイルにあったレンズ選びについて、プロカメラマンが解説! 今回は、標準~望遠・超望遠レンズ編です。

画像

1月の鉄道イベント一覧

2025年も鉄道コムをよろしくお願いします。1月の計画立案には、イベント情報をどうぞ。

画像

イベント投稿写真募集中!

鉄道コムでは、臨時列車や基地公開など、さまざまなイベントの投稿写真を募集中! 投稿写真一覧はこちら。