JR東日本秋田支社は19日、従業員向けの技能教習所を、奥羽本線追分駅構内に開設したことを発表した。
教習所は、研修棟、実習棟、実習線からなり、レール、ホーム、分岐器、列車無線中央装置、高圧配電盤などの訓練装置を配備。設備面の技術や技能をベテラン従業員からメンテナンス部門従業員に継承することを目的とし、座学だけでなく、実技に重点をおく。過去の技術から最新技術に至るまでの歴史を示す展示コーナーも設けた。
施設名称は「追分鉄道設備技能教習所」で、愛称は「仲間と学び励む」というフレーズから「な」「ま」「はげ」をとり「なまはげ」と命名。今月1日から施設の使用を開始している。