鉄道建設・運輸施設整備支援機構は23日、相模鉄道とJR東日本との直通線(相鉄・JR直通線)事業による相互乗り入れについて、約3年延期し2018年度の開業にすると発表した。
相鉄・JR直通線は、相鉄線の西谷駅とJR東海道貨物線の横浜羽沢駅付近の間に約2.7キロの連絡線を新設し、相鉄線とJR線が相互直通運転を行うもの。完成後は、海老名または湘南台~西谷~羽沢(仮称)~大崎~渋谷~新宿などの直通運転が予定されている。
同事業は当初、2015年4月の開業を予定していた。開業時期の変更は、東海道貨物線との接続部の工事の遅れなどによる。事業費は、約683億円から約782億円に増える見込み。