阪急電鉄と阪神電気鉄道は30日、「三宮」の駅名を変更し、「神戸三宮」(こうべさんのみや)にすると発表した。
神戸の商業中心地である三宮を、電車の行き先や停車駅の案内を通して、観光客にわかりやすくする。
阪急では、2013年度下期の京都本線の「西山天王山」駅開業にあわせて駅名改称を行い、「神戸三宮」のほかにも、宝塚本線の「服部」を「服部天神」(はっとりてんじん)駅に、「中山」を「中山観音」(なかやまかんのん)駅に、嵐山線の「松尾」を「松尾大社」(まつおたいしゃ)駅にそれぞれ変更する。阪神では、2014年4月に、「神戸三宮」駅のみ変更を実施する。
両社は駅名変更にあわせて、駅ナンバリングも導入。阪急は「HK」、阪神は「HS」を用い、梅田駅では阪急が「HK-01」、阪神が「HS-01」などとする。
阪急の駅名変更は、「河原町」を「京都河原町」駅にする案も出ていたが、取りやめになった。