鉄道コム

京浜東北線にレール監視装置、営業車で実験

2013年5月8日(水)18時21分

E233系車両への取付状況
E233系車両への取付状況

JR東日本は8日、「線路設備モニタリング装置」を搭載した車両の走行試験を、京浜東北線の営業列車で実施すると発表した。

線路設備モニタリング装置は、「軌道材料モニタリング装置」と「軌道変位検測装置」から構成され、複数のカメラやレーザーセンサーなどを使用して線路状態を監視するシステム。軌道材料モニタリング装置では、カメラによりレール締結装置等を撮影し解析することにより、レール締結装置等の線路設備関係材料の変化(レール締結装置の状態等)を抽出できる。また、軌道変位検測装置では、加速度計とレーザーセンサーにより線路状態の変化が測定できる。

走行試験の実施区間は京浜東北線の大宮~大船間で、搭載車両はE233系1編成。実施時期は、2013年5月から2015年3月まで。営業列車で機器の耐久性や検測データの精度などを確認する。

2013年5月8日(水)18時21分更新
 

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

  • 伊予鉄道7000系営業運転開始[2025年2月]
  • 京成3200形営業運転開始[2025年冬]

鉄道コムおすすめ情報

画像

高崎・盛岡に新型気動車

ハイブリッド気動車「HB-E300系」2025年度下期デビュー。八高線や釜石線などに投入。

画像

東武の車両「記録推奨度」

この車両、いつまで走る? 引退が危ぶまれる車両や、見た目が変わりそうな車両をご紹介。今回は東武編です。

画像

4000系が「機関車風」塗装に

「西武秩父線開通55周年記念車両」11日運転開始。4000系をE851形を模した塗装に変更。

画像

撮影スタイルとレンズ選び

撮影スタイルにあったレンズ選びについて、プロカメラマンが解説! 今回は、高倍率ズーム・広角レンズ編です。

画像

京都鉄博に381系

12月12日~17日に特別展示。16日までは、一部で「スーパーくろしお」色ラッピングも実施。

画像

11月の鉄道イベント一覧

数百件の情報を掲載中。鉄道旅行や撮影の計画には、鉄道コムのイベント情報をどうぞ。