JR東日本仙台支社と盛岡支社は15日、BRT(バス高速輸送システム)2路線で、専用のICカードを導入すると発表した。2013年8月3日(土)にサービスを開始する。
BRT用ICカードの名称は「odeca(オデカ)」。ロゴは、BRTの車体カラーの赤で、タイヤをイメージした丸い書体の英文字を表記する。リスを用いたキャラクターも設定し、今後、愛称の募集を行う。
利用区間は、気仙沼線BRT(柳津~気仙沼間)、大船渡線BRT(気仙沼~盛間)のみで、鉄道区間では使用できない。無記名式、記名式、定期券の3種類があり、いずれもデポジットとして500円が必要。発売額は無記名式、記名式ともにデポジット込みで2000円。カードの発売駅は、志津川、本吉、気仙沼、陸前高田、盛の各駅で、チャージはBRT車内でもできる。乗降時にBRT車載器にタッチして使用する。電子マネー機能はない。