鉄道コム

JR東、豪華列車を2016年に導入

2013年6月5日(水)18時39分

列車イメージ
列車イメージ

JR東日本は4日、2016年春以降の運行開始を目指し、豪華列車「クルーズトレイン」を新造すると発表した。

クルーズトレインは10両編成で、うち6両の客車はすべてスイートルームの個室とする。車両には、電化区間と非電化区間の両方で走行できる、「EDC方式」と呼ぶ新開発の動力方式を採用。電化区間は架線の電力で走り、非電化区間ではエンジン発電機からの自給電力をもとに走行する。同方式の採用は日本国内で初めてという。

デザインは、「時間と空間の移り変わりを楽しむ列車」をコンセプトに、秋田新幹線E6系車両のデザインを監修した奥山清行氏が担当する。

当面の運行エリアは、東日本エリアが中心で、「日本列島を巡る旅行プラン」も検討するという。

クルーズトレインは、今年10月にJR九州が「ななつ星in九州」を初めて導入する予定で、JR西日本も2017年度までに瀬戸内や山陰などの世界遺産を中心とした豪華列車の導入を検討している。「ななつ星in九州」は定員を大幅に上回る申し込みがある人気列車となっている。

2013年6月5日(水)18時39分更新

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

鉄道コムおすすめ情報

画像

東海道新幹線に「半個室」

東海道新幹線に、発表済みの「個室」とは異なる「半個室」を投入。2027年度中に導入予定。

画像

違う車両のエキスポライナー

323系による特別使用車が使われれると発表されていた「エキスポライナー」。しかし平日朝には別の形式が使用されています。

画像

実は特殊仕様の中央グリーン車

中央線快速に導入されたグリーン車は、実は他路線の車両とは異なる特殊仕様。その中身とは?

画像

阪神新型「3000系」導入発表

座席指定サービスにも対応、2027年春にデビュー予定。既存急行用車両も色を順次変更へ。

画像

幻の東京圏「改良計画」とは?

1950年代の国鉄は、東京圏を今と違った形に改良する計画を持っていました。その中身とは?

画像

3月の鉄道イベント一覧

ダイヤ改正の3月到来。鉄道旅行や撮影の計画は、鉄道コムのイベント情報で。

画像

イベント投稿写真募集中!

鉄道コムでは、臨時列車や基地公開など、さまざまなイベントの投稿写真を募集中! 投稿写真一覧はこちら。