鉄道コム

一畑電車、2100系をイベント車両に改造

2013年7月19日(金)18時40分

イベント車両(外観イメージ)
イベント車両(外観イメージ)

一畑電車は18日、2100系2両をイベント車両として改造し、8月10日に記念列車を運転すると発表した。

イベント車両は、宍道湖などの風景を車窓から楽しめる座席配置とし、可動式サービスカウンターや前面展望専用席などを新たに設置。座席は、二人掛けの回転式ソファー型シートとロングシートがメインで、車内でのイベント開催時には、ロングシートの前に折りたたみ式テーブルが取り付けられるようにした。外観はこれまでの黄色から白色の基調に変え、一部にオレンジ色を配する。

改造車両は、2100系の2103・2113号車(2両1編成)で、1995年に京王帝都電鉄から購入した車両。京王5100系の車体に、営団地下鉄3000系の走行機器を組み合わせて狭軌化し、2扉車に改造した。今回の改造では、一部のロングシートを除き、車内の座席を大幅に変更。定員は、これまでの126人から102人に減らし、ゆとりを持たせる。

8月10日(土)には、同車両の完成を記念した特別運行が、松江しんじ湖温泉~出雲大社前間で実施される。事前応募による座席指定制で、募集人数は往路・復路の各列車42人、参加料金は大人2000円、小人1300円となっている。

2013年7月19日(金)18時40分更新
 

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

  • 伊予鉄道7000系営業運転開始[2025年2月]
  • 京成3200形営業運転開始[2025年冬]

鉄道コムおすすめ情報

画像

高崎・盛岡に新型気動車

ハイブリッド気動車「HB-E300系」2025年度下期デビュー。八高線や釜石線などに投入。

画像

東武の車両「記録推奨度」

この車両、いつまで走る? 引退が危ぶまれる車両や、見た目が変わりそうな車両をご紹介。今回は東武編です。

画像

4000系が「機関車風」塗装に

「西武秩父線開通55周年記念車両」11日運転開始。4000系をE851形を模した塗装に変更。

画像

撮影スタイルとレンズ選び

撮影スタイルにあったレンズ選びについて、プロカメラマンが解説! 今回は、高倍率ズーム・広角レンズ編です。

画像

京都鉄博に381系

12月12日~17日に特別展示。16日までは、一部で「スーパーくろしお」色ラッピングも実施。

画像

11月の鉄道イベント一覧

数百件の情報を掲載中。鉄道旅行や撮影の計画には、鉄道コムのイベント情報をどうぞ。