JR東日本と山梨県甲斐市は1日、中央本線塩崎駅に新しい駅舎を協働で建設すると発表した。
新駅舎は、鉄筋コンクリートの2階建てで、下りホーム側の南口と上りホーム側の北口にそれぞれ設ける。南口駅舎は、曲面の壁と塔を強調した西洋的なイメージ、北口駅舎は、柱と庇を強調した日本的なイメージとし、2つの顔を持つ駅舎にする。ホームの改良工事もあわせて実施し、屋根の新設、ホームの拡幅などを行うほか、現行のホームをかさ上げし、ホームにつながるスロープを駅舎内に設置。バリアフリーに配慮する。工期は、2013年7月から2014年10月までの予定。
塩崎駅は、旧塩崎村の玄関駅として1951年12月に開業。1903年開業の竜王駅、韮崎駅のほぼ中間地点に設置された。2012年度の1日平均の乗車人員は1114人となっている。