国土交通省北陸信越運輸局は8日、富山地方鉄道が申請していた2つの新駅の設置を認可した。
新駅は、富山地方鉄道本線の新黒部駅、新相ノ木駅の2つで、いずれも仮称。新黒部駅は、黒部市の長屋駅と舌山駅の間に位置し、2015年春に開業する北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅と接続する。黒部宇奈月温泉駅から約70メートル、隣の舌山駅からは約300メートルの距離に設ける。
新相ノ木駅は、地元住民の要望を受けて設置されるもので、上市町の相ノ木駅と上市駅の間にできる。設置箇所は相ノ木駅から約800メートル、上市駅からは約1200メートル地点で、新駅付近には公園や公民館などがある。
富山地方鉄道では、2012年12月に本線の新庄田中駅を、2013年5月に市内軌道線の中町(西町北)停留場を開業している。