鉄道コム

お盆のJR利用、北海道を除き増加

2013年8月20日(火)11時38分

JRグループ
JRグループ

JRグループ旅客会社は19日、お盆期間中の主要路線の利用状況を発表した。列車の運休が相次いだJR北海道の一部を除き、ほぼ前年を上回った。

お盆の集計対象期間は、2013年8月9日(金)~18日(日)の10日間。

新幹線では、JR東日本の5つの新幹線があわせて約383万人(前年比約102%)、東海道新幹線が約353万人(同107%)、山陽新幹線が約186万人(同102%)、九州新幹線が約36万人(同99%)。山陽新幹線内の「みずほ」は、1往復の臨時列車を運転したため前年比116%となった一方で、秋田新幹線は大雨に伴う運休の影響で同73%となった。

在来線の特急列車では、JR北海道の主要4線区が約33万人(前年比約89%)、JR東日本エリアの主要線区が約113万人(同105%)、JR東海エリアが約21万人(同107%)、JR西日本エリアが約97万人(同104%)、JR四国エリアの主要4線区が約47万人(同101%)、JR九州の主要2線区が約45万人(同100%)だった。海外旅行者の増加に伴い、「成田エクスプレス」は前年比109%、「はるか」は同122%となった。また、世界文化遺産の登録が決まった富士山の近くを走る、御殿場線の「あさぎり」は同115%だった。一方で、特急車両の出火事故や貨物列車の脱線事故、大雨の影響で運休を余儀なくされたJR北海道は、「北斗」「スーパー北斗」などが前年比74%と落ち込んだ。

ピークは、下りが8月9日(金)~12日(月)、上りが8月16日(金)~18日(日)で、おおむね1日に集中する例年と異なり、利用が複数日に分散した。

2013年8月20日(火)11時50分更新

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

  • 札幌市営地下鉄タッチ決済乗車実証実験開始[2025年春]
  • 蒲須坂駅・郵便局窓口業務一体化[2025年春頃]
  • 山陽電気鉄道カードタッチ決済乗車サービス提供開始[2025年春]
  • 京王井の頭線自動運転実証実験開始[2025年春]

鉄道コムおすすめ情報

画像

京成の新型車「3200形」詳細

実は「ギリギリ」な設計だった? 京成電鉄の新型車両「3200形」を深掘りします。

画像

西武山口線に新型車

4両編成3本を2025年度~2027年度に順次導入し、8500系を代替。デザインは各編成別。

画像

「T4編成」展示へ

1月で引退の「ドクターイエロー」T4編成、先頭車がリニア・鉄道館で保存へ。6月に展示開始予定。

画像

幻の東京圏「改良計画」とは?

1950年代の国鉄は、東京圏を今と違った形に改良する計画を持っていました。その中身とは?

画像

撮影スタイルとレンズ選び

撮影スタイルにあったレンズ選びについて、プロカメラマンが解説! 今回は、標準~望遠・超望遠レンズ編です。

画像

1月の鉄道イベント一覧

2025年も鉄道コムをよろしくお願いします。1月の計画立案には、イベント情報をどうぞ。

画像

イベント投稿写真募集中!

鉄道コムでは、臨時列車や基地公開など、さまざまなイベントの投稿写真を募集中! 投稿写真一覧はこちら。